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出雲駅伝展望

  いよいよ出雲駅伝(10/13)があと一月ほどにせまってきた。そこで今日は出雲駅伝の展望をしてみたい。まずは出場メンバーに関してだが、ベストメンバーでいくとして、駅伝主将で現エースと次期エース候補のダブル山口くん(4年、2年)に、今や学生最強といっても過言ではない「名探偵」こと工藤くん(3年)、スーパールーキーの呼び声高いルイテツコンビの鈴木くん(1年)、佐々木くん(1年)の5人は誰もが思い浮かべるところだろう。問題は六番目が誰になるかということだ。現在、早稲田ファンの最大の関心事は六番目のランナーが誰になるかということだろう。順当にいけば、実績があり、ロードに強いといわれる長屋くん(3年)、三年連続で箱根一区を走っている間瀬田くん(4年)、今年の正月に箱根の六区を駆け下りたスピードスターの山崎くん(3年)の誰かだろうが、ルーキーイヤーに28分台を出した吉倉くん(2年)や、実力者の瀬間くん(2年)が出てきてもおかしくはない。ルーキーはルイテツコンビだけじゃないぞと、好調といわれる堀野くん(1年)や、山田くん(1年)が割り込んでくる可能性もある。個人的には中距離のスピードをもつ立迫くん(2年)が出雲に照準をあわせてきたらおもしろいんじゃないかとも思う。  さて、優勝レースだが、「早稲田」を本命にあげたいところではあるが、戦力を見るかぎり、本命の中央を軸に、国学院、駒沢、青学の三校が追う形になりそうだ。早稲田は選手層に難点はあるものの、全員が本調子でスタートラインに立てれば、あとは六番目のランナーの頑張り次第で四強に割って入ることも十分に可能ではあるだろうし、もしも中央にミスがあれば、優勝の可能性だってないとはいえないだろう。 ◎中央、◯国学院、▲駒沢、△青学、注)創価、注)早稲田、注)城西

いよいよ、ラグビー対抗戦の開幕迫る!

  いよいよ、 関東大学ラグビー対抗戦 の開幕(9/13)が迫ってきた。何といっても、松沼くん(3年)、矢崎くん(3年)の、怪我からの復帰が嬉しいところ。  大学屈指のフッカー清水くん率いるフロントローはルースヘッドに長崎北陽台時代はナンバーエイトで活躍した勝矢くん(4年)が台頭し、経験豊富な山口くん(4年)、キーマン的存在の杉本くん(3年)もいるという布陣。タイトヘッドにはスクラムに強い前田くん(2年)、スーパールーキーの平山くん(1年)もいて、頼もしい限りだ。桐蔭の花園連覇に貢献した高校日本代表のルーキー石原くん(1年)もAチームに絡んでくることだろう。今年もスクラムは強力な武器になりそうだ。  高さと重さに課題を抱えるセカンドローだが、今のところセットプレーも比較的安定しており、推進力のある栗田くん(4年)、新井くん(3年)が当面は有力なようだ。高さのある小林くん(2年)や宮川くん(1年)らの成長と台頭にも期待したい。  松沼くん(3年)が帰ってきたバックローには、執拗かつ激しいアタックルでチームを牽引する田中副将(4年)に加え、サトケンの同期で、桐蔭の花園連覇にも貢献した粟飯原くん(4年)や、昨シーズンはルーキーながら奮闘した城くん(2年)もいる。この分なら、バックローは心配なさそうだ。  先日の練習試合(天理B戦)でチーム一長身(192)のセンター平野くん(2年)をエイトに起用していたことは興味深い。やはり先日の練習試合(天理C戦)では東海大大阪仰星時代にはバックローとして活躍していたルーキーの駒井くん(1年)がロックで起用されていた。ロックに定着している栗田くんも入学当初はフランカーで起用されることが多かったし、新井くんも大阪桐蔭時代にはフランカーだったことなどを考えあわせると、セカンドローにも大きさや重さにはこだわらず、何よりも機動力が求められているのだろう。スクラムやセットプレーが安定しているときはいいが、昨年の大学選手権決勝のように、相手に対応されてしまったときの対策も必要になるだろう。  バックス陣はどうだろうか。スクラムハーフには、今のところ糸瀬くん(4年)がほぼAに定着しており、スタンドオフから転向した大賀くん(3年)がその後を追っている。期待のルーキー川端くん(1年)も徐々にカテゴリを上げてきており、早くAで見たいというファンも少な...

ラグビーに魅入られた日

  最近、YouTubeで1984年11月のラグビー早慶戦の動画を見つけた。生まれて初めて、国立競技場(当時)でラグビーを観戦した試合だ。後に日本代表になる栗原くんや石井くんは大学の同期でもあった。この試合は全勝対決で、監督は早稲田が日比野弘先生、慶應が後にニュースキャスターとしても知られることになる上田昭夫さんだった。早稲田には珍しいといわれた巨漢ロックの栗原くんや、伸びるロングキックで沸かせた石井くんもみどころではあったが、この試合でもっとも印象に残ったのは、相手チーム=慶應のウィング若林俊康さんのプレーだった。重心が低く、倒れない走りは、二年前(当時)のサッカー・ワールドカップ(1982)で世界のスーパースターに躍り出たディエゴ・マラドーナ選手を彷彿させた。後半37分に劇的な逆転トライを決めた若林さんのランを見て、すっかりラグビーに魅入られてしまったのだ。このブログの原点といえるかもしれない。  それはさておき、菅平夏の練習試合の総仕上げとなる天理戦の結果。  まだ結果に一喜一憂するような時期ではないが、松沼くんや矢崎くんも帰ってきたし、ディフェンスの整備も着々と進んでいるようだから、今年も大いに期待できそうだ。 ・ 【ラグビー】スクラムで圧倒した早大Aが天理大に勝利 春の雪辱を果たした (早スポ) ・ 【ラグビー】天理大に自陣からのカウンターを許した早大B 黒星で夏合宿を終える (早スポ) ・ 【ラグビー】後半で追い上げを見せた早大C 45ー24で天理大に快勝し、秋に向け磨きをかける (早スポ) ・ 【ラグビー】立ち上がりで苦戦した早大D 安定感のあるアタックでリードを広げ、40ー24で天理大に勝利 (早スポ) ・【ラグビー】修正力を見せた早大E 後半に50点を挙げ、成蹊大に快勝 (早スポ) 【動画】 ・ 【ハイライト】早稲田大学 vs. 天理大学|大学ラグビー 菅平合宿 2025 練習試合(8月24日) (J SPORTS) ・ 【2025菅平夏合宿】天理大学vs早稲田大学 【週ひがS指定席ライブ】 (ラグビーLIVE配信 週刊ひがしおおさか(公式)) ・ 【2025菅平夏合宿】天理大学Bvs早稲田大学B 【週ひがS指定席ライブ】 (ラグビーLIVE配信 週刊ひがしおおさか(公式))  競走部の夏合宿に関するレポートです。 ・ 妙高合宿 (第二弾・...

夏の成果を問う練習試合・対帝京戦(8/17)

  いよいよ、夏合宿の成果を問う、菅平での練習試合・対帝京戦が今週末(8/17)に行われる。昨年は A戦 、 B戦 (2024/8/18)をともに勝って自信をつけ、秋の対抗戦全勝優勝に向けての弾みとした。J SPORTSでの放送も予定されている。 ・ 関東・関西の大学ラグビー強豪校が菅平に集結。夏合宿練習試合のみどころ (J SPORTS)  今年こそは「荒ぶる」を! (追記)  結果は A戦 のみならず、 B戦 、 C戦 も敗れた。これらの結果を噛み締め、秋までにどれだけ成長できるだろうか。野中組の真価が問われるのはこれからだ。 ・ 昨年王者・帝京大に挑むも黒星 関東大学対抗戦でのリベンジを誓う (早スポ) ・ 【ラグビー】春の勝利から一転 セットプレーで劣勢を強いられ、帝京大Bに25点差で敗戦 (早スポ) ・ 【ラグビー】フィジカルで圧倒された帝京大C モールディフェンスに手ごたえを見せたが14ー40で敗戦( 早スポ) ・ 【ラグビー】帝京大Dに45点差で快勝 慢心しない姿勢でさらに上のカテゴリーへ (早スポ) ・ 【大学ラグビーをアナリストの視点で分析する/帝京大学×早稲田大学@菅平 2025夏】シーズンに向けたジャブの打ち合い。 (Just RUGBY) 【動画】 ・ 【ハイライト】帝京大学 vs. 早稲田大学|大学ラグビー 菅平合宿 2025 練習試合(8月17日) (J SPORTS ラグビー【公式】)  8/20に行われた近大、新潟食農大との練習試合。 ・ 【ラグビー】スクラムで圧倒した早大CD 40ー24で近大に勝利 (早スポ) ・ 【ラグビー】圧倒的な攻撃力で新潟食農大を圧倒 14トライの猛攻を見せた早大DE (早スポ)  今週末(8/23・24)には夏合宿を締めくくる天理大との練習試合があり、いよいよ来月には秋の対抗戦が開幕します。  OBの下川くん(東京サントリーサンゴリアス)に関する記事も。 ・ 【Just TALK】「自分ばかり、にはなっていない」。下川甲嗣[日本代表/FL] (Just RUGBY)

2025FISUワールドユニバーシティゲームズ(総括)

 花田駅伝監督がワールドユニバーシティゲームズの総括をしています。  ・ 2025FISUワールドユニバーシティゲームズ(ドイツ・ラインルール)結果報告 (早稲田大学競走部駅伝強化プロジェクト) ・ 2025FISUワールドユニバーシティゲームズ観戦記(7月26日) (早稲田大学競走部) ・ 競走部 工藤、世界ユニバ・ハーフマラソンで金 佐々木は3000m障害で7位 (早稲田大学 競技スポーツセンター) 【動画】 ・ 2025FISU Games 3000mSC決勝 (花田勝彦)   ラグビー対抗戦Aグループの日程 が公表されています。立教や青学も力をつけており、筑波はかなり戦力が充実しています。慶應には近年にないほど優秀なルーキーたちが揃っています。今シーズンは例年以上に厳しく、油断ならない戦いが続きそうです。松沼くん、矢崎くんの一刻も早い復帰が待たれます。 関東大学対抗戦Aグループ  9月13日(土)13:00 日本体育大(月寒)  9月28日(日)18:00 立教大(秩父宮)  10月11日(土)16:00 筑波大(大和)  10月26日(日)14:00 青山学院大(夢の島)  11月2日(日)14:00 帝京大(秩父宮)  11月2日(日)14:00 慶應義塾大(秩父宮)  12月7日(日)14:00 明治大(国立)

工藤くんがハーフで金!(ワールドユニバーシティゲームズ)

 工藤くんがワールドユニバーシティゲームズのハーフマラソンで優勝しました(大会新)。 なお、国学院の上原くんが銅、立教の馬場くんも4位に入り、団体でも優勝しています。三大駅伝がますます楽しみになりました。 ・ 2025FISUワールドユニバーシティゲームズ観戦記 ( 早稲田大学競走部 ) ・ ハーフマラソンで工藤慎作「金」 世界ユニバーシティー第11日 (共同通信=Yahoo! ニュース) ・ 工藤がハーフマラソンV アーチェリー上原は銅―夏季ユニバ (時事通信=Yahoo! ニュース) ・ 金メダルももろたで工藤!“山の名探偵”工藤慎作がユニバ男子ハーフマラソンで大会新V 序盤積極策から逃げ切り、コナンポーズでフィニッシュ 世界大会でも名推理さく裂! (デイリースポーツ=Yahoo! ニュース) ・ 男子ハーフマラソンで“山の名探偵”工藤慎作が金メダル 上原琉翔は3位…ワールドユニバーシティゲームズ (スポーツ報知=Yahoo! ニュース) ・ 【陸上】男子ハーフマラソンは工藤慎作が独走で大会新V 上原琉翔が銅メダル 馬場賢人は4位 団体は2大会ぶり金/ユニバ (月刊陸上競技=Yahoo! ニュース) ・ 〝山の名探偵〟工藤慎作が独走大会新V 国学院大・上原琉翔も銅メダル ワールドユニバーシティゲームズ/陸上 (サンケイスポーツ=Yahoo! ニュース) ・ “山の名探偵”早大・工藤慎作が世界ユニバで金! 箱根で話題「圧巻の走り」「流石の逃げ切り」の声 (THE ANSWER=Yahoo! ニュース) 【動画】 ・ 2025FISUワールドユニバーシティゲームズ・ハーフマラソン ( 花田勝彦 )  ラグビー蹴球部の夏の練習試合の日程が公表されています。  帝京A戦は8/17(菅平サニアパーク・メイングラウンド)、天理A戦が8/24(同)となっています。

FISU ワールドユニバーシティゲームズ

 7/21からドイツで開催されている ワールドユニバーシティゲームズ に長距離ブロックからは次の3選手が出場します。 ■ハーフマラソン:工藤慎作(3年) ■5000m:鈴木琉胤(1年) ■3000mSC:佐々木哲(1年) 7/21  山口駅伝主将が「部員日記」に登場しています。 ・ 山口智規:見えないモノを見ようとして ( 早稲田大学競走部 ) 7/24  花田駅伝監督による観戦記です。 ・ 2025FISUワールドユニバーシティゲームズ観戦記(7月23日) ( 早稲田大学競走部 )  佐々木くん(1年)は大会4日目(7/24)の3 000mSC予選1組 に出場して、組4着で無事に決勝進出を果たしたようです。  なお、5000mに出場予定だった鈴木くん(1年)は日本選手権で痛めた足の回復が間に合わず、欠場することになったようです。  つづいて、ラグビー日本代表監督も務められた大西鐡之祐先生に関する記事。大西先生を初めて知ったのは大学に入って、授業を選択するときのことでした。愚かしくも、恥ずかしいことに「誰にでも『優』をくれる楽勝の先生」としてでした。 7/23 ・ 春を耐え抜いた新入生へのエール。 (Just RUGBY)  教育者として、人として、じつに偉大な先生でした。