いよいよ、ラグビー対抗戦の開幕迫る!
いよいよ、関東大学ラグビー対抗戦の開幕(9/13)が迫ってきた。何といっても、松沼くん(3年)、矢崎くん(3年)の、怪我からの復帰が嬉しいところ。
大学屈指のフッカー清水くん率いるフロントローはルースヘッドに長崎北陽台時代はナンバーエイトで活躍した勝矢くん(4年)が台頭し、経験豊富な山口くん(4年)、キーマン的存在の杉本くん(3年)もいるという布陣。タイトヘッドにはスクラムに強い前田くん(2年)、スーパールーキーの平山くん(1年)もいて、頼もしい限りだ。桐蔭の花園連覇に貢献した高校日本代表のルーキー石原くん(1年)もAチームに絡んでくることだろう。今年もスクラムは強力な武器になりそうだ。
高さと重さに課題を抱えるセカンドローだが、今のところセットプレーも比較的安定しており、推進力のある栗田くん(4年)、新井くん(3年)が当面は有力なようだ。高さのある小林くん(2年)や宮川くん(1年)らの成長と台頭にも期待したい。
松沼くん(3年)が帰ってきたバックローには、執拗かつ激しいアタックルでチームを牽引する田中副将(4年)に加え、サトケンの同期で、桐蔭の花園連覇にも貢献した粟飯原くん(4年)や、昨シーズンはルーキーながら奮闘した城くん(2年)もいる。この分なら、バックローは心配なさそうだ。
先日の練習試合(天理B戦)でチーム一長身(192)のセンター平野くん(2年)をエイトに起用していたことは興味深い。やはり先日の練習試合(天理C戦)では東海大大阪仰星時代にはバックローとして活躍していたルーキーの駒井くん(1年)がロックで起用されていた。ロックに定着している栗田くんも入学当初はフランカーで起用されることが多かったし、新井くんも大阪桐蔭時代にはフランカーだったことなどを考えあわせると、セカンドローにも大きさや重さにはこだわらず、何よりも機動力が求められているのだろう。スクラムやセットプレーが安定しているときはいいが、昨年の大学選手権決勝のように、相手に対応されてしまったときの対策も必要になるだろう。
バックス陣はどうだろうか。スクラムハーフには、今のところ糸瀬くん(4年)がほぼAに定着しており、スタンドオフから転向した大賀くん(3年)がその後を追っている。期待のルーキー川端くん(1年)も徐々にカテゴリを上げてきており、早くAで見たいというファンも少なくはないだろう。
フライハーフにはその名にふさわしい豪快なロングキックと、切れ味鋭いランで観衆を魅了する服部くん(2年)がファンの期待を一身に担っている。その服部くんを支えるインサイドセンターには学生屈指の野中主将(4年)や、あらゆるポジションをこなせる万能タイプの黒川くん(4年)もいるからじつに心強い。長らく期待されていた菊川くん(2年)も少しずつカテゴリを上げているようだから楽しみだ。仲山くん(4年)や田中大(2年)くんらも存在感を示している。
力強い縦突破が魅力の福島くん(4年)や、金子くん(4年)も健在だから、アウトサイドセンターに困ることもないだろう。センター陣には他にも、山口くん(1年)や松本くん(1年)などの期待のルーキーたちがいる。名取くん(1年)には一刻も早く怪我から復帰して、先輩たちを脅かす存在に成長してくれることを願ってやまない。
バックスリーには「チームの顔」といっていい矢崎くん(3年)が復帰し、昨シーズンのトライ王・田中健くん(2年)や、空中戦にも強く、キックもあり、ウィングもフルバックもスタンドオフもできる池本くん(3年)がいる。スピードとステップワークが魅力のフルバック植木くん(2年)はもちろんウィングでもいける。この他にも鈴木くん(3年)や西浦くん(2年)、山下くん(2年)、小野くん(1年)らが切磋琢磨して、出場機会を窺っている。
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長距離ブロックの、「山の名探偵」こと工藤くん(3年)がロス五輪を視野に入れて、箱根を語り、次期エースと目されている山口くん(2年)も熱い思いを述べています。
・早稲田大・工藤慎作 ロサンゼルス・オリンピックから逆算して今がある「山の名探偵」(4years.)
・早稲田大・山口竣平 次代のエースが語る優勝の重さ「陸上人生最終章」に込めた思い(4years.)
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